モスのふなっしーシェイクが地域限定なのはなぜ?他の地域での発売の可能性は?

グルメ

2022年7月13日(水)にモスバーガーから「ふなっしーのナッシーシェイク」が発売されますね。ふなっしーの元気な姿とフレッシュな梨を想像すると、もう飲みたくなってしますよね。

ただ、この商品、量限定&地域限定の発売で千葉県と茨城県のモスバーガー店舗だけの販売なんですよね。絶妙に遠い距離で悔しすぎます。「なんで地元で売ってくれないんだ!」「せっかくだから飲みたい」と思い調べてみました。

今回の記事ではモスバーガーのふなっしーシェイクが千葉県と茨城県の地域限定である理由とほかの地域での販売の可能性について紹介します。

 

モスのふなっしーシェイクが地域限定の理由は?

さて、さっそくですがなぜモスバーガーのナッシーシェイクが千葉県と茨城県の地域限定なのか、について紹介したいと思います。

理由①:モスバーガーのコンセプト!

実はモスバーガーでは2020年から地元の特産品をつかった「まぜるシェイク」を地域限定で発売しているんです!

なので、今回の「ふなっしーのナッシーシェイク」が例外的に地域限定だった訳ではなく、随時地域限定商品という枠組みでの商品開発をされているみたいです。その心意気は「地域の活性や地産地消を応援しよう」ということらしく、そもそものコンセプトが地元愛なんですね。

「あれ?でもたしか去年(2021年)は和歌山県産の梅のシェイクや北海道・東北エリアの赤肉メロンシェイクが全国のモスバーガーで買えたような…」

と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。そうなんです。昨年はコロナ過で移動や旅行が困難ということを配慮して全国8エリアの名産品を2エリアごと×全4弾のリレー方式で全国の店舗で提供されていたんです。他にも現在全国で提供されているような「九州産甘夏」のシェイクなど、しれっと全国で販売されているパターンもあるんです。

こうなると、全国で販売されている商品と地域限定で販売される商品には何か他にも違いがありそうに思えてきますよね。そこで、ここからは私が個人的に仮説を立てて理由を探っていきます。

理由②:フルーツの種類による?(仮説)

まずはじめに思いついたものが【フルーツの鮮度を意識した結果、地域限定にせざるを得ないのではないか】という説です。梨は冷蔵保存では3週間~1か月程度もつといわれていますが、実は常温保存だと3日程度しか持たず意外と日持ちしないのだとか…。

この日持ちの良しあしで地域限定か全国展開かを決めているのかと思いましたが、結論からいうとNOです。

調べてみたところ、2021年2月10日には「まぜるシェイク二十世紀梨」が全国のモスバーガーで発売されているんです。同じ和梨で全国展開できるなら、フルーツの種類によるものではなさそうですよね。

しかも、これまで「まぜるシェイクいちご」が2021年4月1日の愛知県産ベニほっぺ、2022年3月24日の栃木県産スカイベリーを使用して全国販売されているんです。

いちごといえば日持ちしない果物としてもよく知られているのではないでしょうか。いちごは常温保存で2日、冷蔵保存でも5~6日が限度と言われています。梨より日持ちは短いですよね。ただ、いちごはジャムのように加工すれば日持ちするので、水分が多くジャムにしにくい梨と一概に比較するのは難しそうですね。

理由③:フルーツの希少性や限界供給量による?(仮説)

次に考えたのが【希少なフルーツで供給できる数量の関係で地域限定にせざるを得ないのではないか】という説です。

そこで、都道府県別の和梨の生産量を調べてみました。農林水産省の作物統計の「令和3年産日本なしの結果」を見ると…

和梨の生産量(令和3年)
1位 千葉県 11%
2位 茨城県 10%
3位 栃木県 9%
なんと今回の限定地域に指定されている千葉県と茨城県が1・2位!つまり、日本の和梨の多く(約2割)は千葉県産か茨城県産なんですね。ちなみに令和3年のデータによると4位は長野、5位が福島と続きます。理由②でも取り上げた「まぜるシェイク二十世紀梨」は鳥取県産の梨を使用しているということでなので、こちらの方が希少性は高く感じますよね。
つまり、希少性が高いから全国展開が困難という説も違いそうです。
ここまで、仮説を含めて理由を3つあげて考えてみました。結果としては
フルーツの種類や希少性に限らずモスバーガーの地元愛のコンセプトから地域限定品として販売される
ということがわかりました。

モスのふなっしーシェイク他の地域での販売の可能性はあるの?

数量限定・地域限定・期間限定で発売される「ふなっしーのナッシーシェイク」、他の地域での販売の可能性があるのかも気になりますよね。

先ほど紹介したモスバーガーのコンセプトやコロナ過を考慮しての昨年(2021年)のような対応がHPなどにも見られない現状から、他の地域での販売の可能性はほぼないと思われます。

ただ、他の地域での販売の可能性が「ほぼ」ないと、ほぼをつけたのにも理由があります。実は過去に同じフルーツを使ったシェイクが全国販売されているケースがあるんです。例であげると…

例)・神奈川県産 湘南ゴールド(オレンジ)
2020年8月発売時は神奈川・東京エリアのみの地域限定。
2021年5月発売時は全国販売。・新潟県産 ル レクチェ(洋梨)
2020年8月発売時は新潟エリアのみの地域限定。
2021年4月発売時は全国販売。
しかし、2021年はコロナ過を考慮しての全国販売なので、今後全国での再販の可能性はやはり低そうです。

これはショックですね…しかもナッシーシェイクの販売開始後はじめの週末が7月16日(土)~7月18日(祝)の3連休ということもあり、早々に売り切れの可能性も考えると急いで飲みに行かなきゃですね。

ちなみに、千葉県・茨城県は遠すぎて飲みに行けないという方、モスバーガーは例年5月~10月に「地域限定品のシェイク」と「特産品を用いた全国販売のシェイク」を数多く出しているんです。つまり、これからの時期に自分の地元の限定シェイクが販売される可能性は十分あります。地元の名産品のシェイクが販売されたときは、地域の特権を発揮して飲みに行っちゃいましょう^^

まとめ

今回の記事では、モスバーガーのふなっしーシェイクが千葉県と茨城県の地域限定である理由とほかの地域での販売の可能性について紹介しました。

ふなっしーシェイクが地域限定である理由を仮説を含め3つ考えて、それぞれ考察してきました。

今回紹介した3つの理由(仮説含む)
理由①:モスバーガーのコンセプト
理由②:フルーツの種類によるもの
理由③:フルーツの希少性によるもの
その結果、ふなっしーシェイクが地域限定である理由は
モスバーガーは地元愛のコンセプトで地元の特産品を使った商品開発に力を入れているから!!
また、モスバーガーの「ふなっしーのナッシーシェイク」の他の地域での販売の可能性については、ほぼないということもわかりました。
フルーツの種類や特性によらず地域限定として販売されるということで、今後他の地域でどんなシェイクが出るのか、それが全国販売されるのか等々、まさにモスバーガーさんのみぞ知る、ですね。
春~秋にかけての時期はモスバーガーも「まぜるシェイク」シリーズを続々と投入してくる時期なので、今後の新商品にも注目して、地元の特産品シェイクを堪能したいですね。

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